英語ブログ引っ越しました!
英語ブログについてよりわかりやすいように新しいサイトに引っ越しました!
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高校生の英語の勉強法は他の科目の勉強法とは全然違う?注意点を説明
英語の勉強法が全然わからなくて困っていませんか?これだけ勉強したのに全然成績が上がらなくて嫌になってしまいそう、これから本腰入れて英語の勉強をしたいけど、どこから手をつければいいのかわからない。そんな悩みを抱えたことはありませんか。
私自身、英語学習には四苦八苦しながらも、大学受験では英語を圧倒的な武器にして乗り越えました(センター試験9割越え、東大合格)。また大学でも留学がコロナで中止になってしまったものの、TOEFL101点に到達し、社会人になってから英語業務を任せてもらえるようになりました。
今に至るまでの学習で、英語学習は他教科の勉強とは性質が違うものだと気づき軌道修正したからこそ着実に英語力をつけることができたと思っています。この他の教科性質の勉強法との違いについて説明いたします。
- 英語教科と他教科の比重の違い
- 英語は苦しく勉強しなくてはいけないという勘違い
- 英語学習は暗記が一番大事という勘違い
まず、英語教科と他教科の性質の違いです。
そしてこれは英語という教科の内容を掴むのに重要なことになります。
まず、英語というのは他教科と違って圧倒的に汎用性が高いです。例えばあなたが将来化学の研究の道に進むのであれば化学の学習は必須ですし、情報系の学部に進んで最先端のエンジニアになるのであれば数学の学習は必須になります。
しかし、それぞれの教科のカバーできる職業の範囲は限られていますが。英語についてはどんな職業でも世界で仕事をやっていくというパスポートであり誰にとっても役に立つ科目なのです。
英語ができれば年収が約100万円ほど違うというデータ等も見たことがありますが、転職市場の体感でも英語ができるかできないかの違いで大きく評価が変わります。
これほどまでに学習していく上で損にならない科目はないと思うのですが(例えば大人になって英語を学び直す人はが数多くいます)、なぜ中高生で英語ができる(海外大学や国立の名門大学に合格できるほどの英語力がある)生徒は少ないのでしょうか。
これは単純に英語を勉強すべき一科目として捉えていて、スキル習得として捉えていないからです。英語力というのは社会で出て評価されるための確固たるスキルであり、主要5教科として平等に括られるて勉強するにはもったいないんですよね。
何が言いたいかというと、あなたが他の勉強より少し多くの時間を英語に費やしたのに英語ができないというのはもったいないということです。英語が得意になりたいのであれば正直勉強時間の6~7割は英語に費やして、残りの3割ほどで数学などの科目に取り組むぐらいでちょうどいいです。
(もしあなたが将来IT系に進みたい場合は数学も非常に重要となるので、数学英語5分5分でいいと思います。)
2英語学習は苦しく勉強しないといけない勘違い
1で英語の学習の比重を他教科よりもっと増やすべきと書きました。しかし、恐れることはありません。英語学習というのは本来めちゃくちゃ楽しい学習なのです。
いわゆる今の生徒の親世代というのはまだテクノロジーや効果的な学習方法について広く普及していなかったので、「苦しんで英単語を覚えて、辞書を引きながら難しい英文を和訳する」というのが、英語学習だと思っています。
しかしながら、英語というのは勉強というよりスポーツに近く、習うより慣れろが圧倒的に重要なんですよね。
簡単な英文を和訳せずに辞書を使わずに、次から次へと読んでいく多読という勉強法を中心に据えたのち、英語で英語を理解できる様になればもう英語学習はとても楽しいものになります。
あなたの好きなジャンルの本を読んだりYoutubeを見たり、Netflixで動画を視聴したりと、もはや遊んでいる感覚で英語学習を日々の生活に溶け込ませることができます。
さらには単語学習や文法学習といった机の上でやる勉強についても、その趣味の洋書や動画、映画のの理解できるレベルを上げるための学習である。しかもそれが、将来自分のスキルになって圧倒的なリターンをもたらしてくれる。そんないいことづくしの学習になるのでモチベーションも大きく上がります。
3の英語学習は暗記が一番大事という勘違い
こちらは英語を社会や漢字の学習といった暗記要素の強い文系科目として認識している生徒に多い過ちですね。英単語をとにかく覚えれば成績が上がる、文法の問題集の例文を全部暗記すれば英語ができる様になる、これらは全て誤解だと思っています。
もちろん単語や語法は英語学習において重要なファクターの一つです。しかし最も重要なのは英語の構造を理解して、英語で英語を理解できる様にするということです。
いつまでも単語を和訳ベースのみで暗記していて、音読も意味があまり理解できていないのに繰り返して暗記できればいいと思っている。このような暗記ベースの学習では英語が得意になるには遠回りです。
個人的にお勧めなのは多読(と薄い中学生レベルの英文法の教科書の復習)ですが、「暗記」ではなく「理解」するということに重きをおいて欲しいです。また先ほど説明したように英語は「習うより慣れろ」なので、多くの英文を読んだり聞いたりして学んでほしいです。もちろん話したり書いたりする練習を自分から始めるのも効果的です。
英語学習にKindleが最適な理由
英語学習の教材で何を使うかというのは学習者にとって永遠のテーマだと思います。特に英語学習教材は高いのも多いですし、洋書も日本で買うと高いものが多いですよね。
そんな中、特にリーディングでおすすめな教材はKindleです。
Kindleのメリットは下三つです。
一冊が安い
Word Wise
Kindle Unlimited や Audibleとの合わせ技が可能
まず最もKindleの素晴らしい点が洋書が安いということです。
基本的に日本の書店で洋書を買おうとすると薄めの本でも1,000円以上することはザラですが、Kindleでは現地価格で買える本も多いので数百円で買える場合もあります。
例えばシャーロック・ホームズの本などの昔からの名作などはコンプリート版が200円で買えてしまいますし、多くの書籍でKindleで購入すると数十%off で変えることができます。
特に多読を始めると大量の洋書を読むことになりますし、読書そのものが趣味になるので、安く購入できる選択肢を提供してくれるKindleを使わないのはもったいないかなと思います。
二つ目のWord wiseの機能がある、こちらもKindleを読む上で欠かせません。洋書を読んでいると試験勉強では習わないような英単語によく遭遇します。そういった単語が出るたびに辞書を検索していては、面白さもスピード感も半減してしまいますよね。
しかし、Kindle の Word Wiseは難し目の英単語の上にルビのように簡単な英語で言い換えをしてくれます。例えば exclaim という単語に対しては上に(to say in a strong way)と書いてあり、意味が瞬時にわかる様になっています。
このword wiseはもちろん洋書を読み進める上でのストレスを軽減してくれるという効果もありますが、実質的に英英で不明な単語を理解できる様になるので、英語で英語を考える英語脳を作るのをサポートしてくれるという効果もあります。
この様な機能のある洋書を今まで見たことありますか? 圧倒的におすすめができます。
(調べたところiPadやiPhoneのようなアップル製のアプリだとWise wordは使用できないみたいなので、kindle paper whiteのように専門のタブレットを購入することをおすすめします。)
三つ目のKindle Unlimited や Audibleとの合わせ技が可能についてですが、まずただでさえ安いKindleですがKindle Unlimitedに加入すると月額千円で多くの洋書が読み放題になります。
多読の上級者にもなれば分厚い本を読める様になるので普通のKindleでも支障はありませんが、多読初心者で絵本や児童書の簡単なものをたくさん読む必要があるという場合にはとても心強いサービスです。
私自身も多読を開始したのが中三の終わりだったのですが、その時期は一週間で20冊以上絵本を読んでいました。当時は多読の塾に通っていたのでそこで大量の絵本を読むことができましたが、実際今から多読を始めたいという方はKindle Unlimitedで絵本を読み漁るのがいいでしょう。
次にAudibleについてですが、こちらも毎月の定額サービスであらゆるAudio bookが聴き放題になっています。もし、Kindleで気に入った本があればAudibleでリスニング用教材として同じ本を購入するというのもモチベが上がっていいでしょう。
私は今は通勤時間の間時間でリスニングを練習しているので、間時間で聴けるPodcastをよく使うのですが、学生の時で時間があったときはAudibleで気に入ったAudio bookを何度も繰り返し聴いたりシャドーイングをしていました。とてもおすすめの勉強法です。
他にもKindleの魅力はたくさんあるのですが(履歴を見れば毎週何冊読んだのかを記録してくれるので勉強の過程が可視化される、おすすめ機能が優秀なので好きなタイプの本にたどり着きやすいなどなど)、最も大きな理由として三つ紹介してみました。
もし、これから多読を初めてみたいなという方がいらっしゃいましたら是非Kindleを導入することをお勧めします。
Youtubeで楽しく英語を勉強したいあなたにおすすめの勉強法をめちゃくちゃ詳しく解説しました
英語学習がもっと楽しいものになって身に付く様な勉強法はないかな〜、と考えたことはありませんか?もしあなたが毎日時間を注ぎ込んでいるYoutubeで楽しく英語学習ができるとしたら最高ですよね。
ただ、実際にYoutubeで海外の動画を見ようとしても何を見ればいいのかわからない、ただ楽しむだけなら今の日本のYoutuberを見ている方が楽しい…という方もいるかもしれません。そんな人に向けておすすめのYoutube勉強法をおすすめします!
Youtube英語学習法のきほん
- 好きなジャンル or 顔が好きなYoutuberのチャンネルを見る
- 一回で見て終わりにしないで何度も繰り返して聴く
- チャンネル登録やいいねを工夫して海外チャンネルのリコメンドを増やす
1についてですが、やはり自分の興味があるトピックのYoutube動画を視聴するのがおすすめです。
例えば海外の暮らしに憧れている方ならNewYork Vlogと検索すればNew Yorkの暮らしを英語を学びながら楽しむことができます。
他にはフェルミ漫画大学のような役に立つ系統の動画が好きなのであれば、BRIGHT SIDE や WIREDのような動画が興味深い動画が多くおすすめです。
他にもメイク動画、旅行動画、カフェ動画、学習法、語学学習、スポーツなどあらゆるジャンルの中で興味があるものを英語で検索して、面白そうな動画を視聴してみましょう。
特に好きなジャンルの動画がないなという方は、とりあえず上記のトピックで色々動画を見ている過程で、顔が好みなYoutuberのチャンネルを見るのがおすすめです。
この人イケメンだな、美人だなという方のYoutubeはやっぱり見てて癒しになりますし、動画を最後まで視聴しようという気力もわきます笑。また、すぐ後の学習法でも紹介しますが、基本的にYoutube学習の初期では繰り返し動画を視聴することがおすすめなので、何度も見ていられる動画や聴き心地の良い声のチャンネルを試してみるというのも一つの手です。
好きこそものの上手なれですね
2の一回で見て終わりにしないで何度も繰り返して聴く
こちらは具体的な勉強方法ですが、英語力をつけたいという目標を達成するためには同じ動画を複数回様々な方法で繰り返すことがおすすめです。
例えば
1回目は字幕なしで一通り聞いてみる(可能であれば少しずつディクテーション)
2回目は字幕ありで聞いてみる
3回目は辞書でわからない単語を調べたり、わからない英文をdeepLなどで調べて意味を理解する。
4回目からは字幕ありでシャドーイングをしながら聞いてみる
そして慣れてきたら字幕なしでシャドーイングができるか試してみる。
このように最終的に字幕なしでシャドーイングができるレベル、本能に気に入った動画では暗唱できるレベルまで繰り返すのが英語上達の近道となります。
もちろん視聴するすべての動画でこの繰り返しをやる必要はなく、一週間に一つぐらいを繰り返し学習の対象にして、他の動画はただ英語字幕ありで楽しんで視聴するなどで十分だと思います。
この時、繰り返し学習用の英語動画を選ぶコツとして三つあり
・短時間(3~5分)を選ぶ
・難しすぎないものを選ぶ
・自分に響いた動画を選ぶ
この三つに注意すれば間違いはないのかなと思います。
何度も繰り返してリスニングをするのでなるべく短時間で終わる動画を選ぶと良いでしょう特にディクテーションをしようとすると長い動画を題材にするのはほぼ困難となります。
また、自分の英語力からかけ離れたものを選ぶのもやめた方が良さそうです。しっかり理解できるレベル~ちょっと難しいなぐらいが目安となります。
そして最後の自分に響いた動画を選ぶのが最も重要かもしれません。この動画の言っていることが素晴らしいと感じたら、それは暗唱する価値がありますし、英語のみならずその動画から重要な教訓を自分のものにすることができます。
例えば私の場合は30 days challengeのコンセプトがとても好きなので何度も繰り返して聴いて音読をしましたし、きっとあなたにもこの動画の内容は習得したいというレベルのものに出会えるでしょう。
3のリコメンドに英語の動画を多く表示させるというのはYoutube英語学習の終着点の一つかもしれないですね。
最初は日本のアカウントなので日本語のチャンネルがおすすめに表示されて、英語の動画を見つけるにはわざわざ検索しなくてはいけません。
しかし、Youtube英語学習を進めていくうちに、あらゆる動画を英語で検索し視聴するようになり、段々とレコメンド画面が英語で表示されるようになります。
こうなると、受動的に英語チャンネルに接することができますし、やはりYoutubeのレコメンド機能は秀逸ですから、自分の興味深い動画を多く表示してくれます。
ここまでくるとYoutube英語学習がもう完全に板につき、英語で動画を見るのがあなたの習慣の一部になっているかと思います。気付いたらリスニング力とスピーキング力が上がっていたという最高の状態になっていますよ。
ぜひ、この記事でyoutube英語学習をスタートしてみてください。
高校の先取り学習をしたい意欲ある生徒におすすめの英語勉強法
高校生になって先取り学習を始めたい、中高一貫校で高校生にもなったしそろそろ本腰を入れて勉強をしたい、だけど何をやればいいのかわからないという意欲はあるけど方向性に迷っている人に向けての勉強法を解説いたします。
まず先取り学習をしたいとなると主要5教科のうちどの教科をやればいいのかを選択します。全ての科目を先取り学習しようとしてもやることがたくさんありすぎるので、一科目か二科目に絞ることをお勧めします。
特にやると有利になる教科は文系・理系どちらでも必要になる英語ですね。数学はどうしてもセンス・好き嫌いがくっきり分かれる教科ですので自分が数学好きであるという場合以外は英語の学習を優先する方がベターではあります。
また英語を高校生の早い段階で習得できれば海外大学への進学や大学入学直後の交換留学も視野に入るので、将来の可能性を広げたいと思うのであれば英語がいいでしょう。
では、英語の先取り学習をやりたいと決めたあなたはどの様にして勉強をしていけばいいでしょうか。僕のおすすめの勉強法下の三つです。
・多読を始めて英語で英語を理解できる様にする
・英検準一級→TOEFL80点を目標にする。
・英語でできる趣味を作る。
一つめの多読を始めて英語で英語を理解できる様にする。ということですが、これはこちらの記事をご覧ください。多読学習で英語の考え方に慣れると圧倒的なアドバンテージになるので超絶おすすめです。
二つめの英検準一級→TOEFL 80を目標にするというのは、3年後の受験のための先取り学習というのも目標が遠すぎるので、ペースメーカーとして英検準一級やTOEFL80といった目標を立てて英語力を測ることができます。特にTOEFLはReading, Listening, Writing, Speakingの4技能を測ることができるので、学習をしていく過程で英語力全体としての底上げを測ることができます。
これらの難関試験をこなしていれば、大学受験の英語が本当に簡単だなって思えるぐらいに英語力が尽くでしょう。
三つめの英語でできる趣味を作るについてですが、これは一つめの英語で英語を理解できるようになってから、もしくはその過程でチャレンジしてみるといいでしょう。
洋書を読むのでもいいし、英語でNetflixの動画を見る、Youtubeで好きな海外Youtuberを見つける、洋楽で好きな曲の歌詞を暗記して歌える様にする、英語ディベートや英語スピーチに挑戦してみる。Podcast やAudio bookで情報収集ができる様になる、もしくは英語でブログを書いたりオンライン英会話で海外の人とコミュニケーションを取る様にするなども挙げられます。
基本的に英語は言語なので、今趣味でやっている活動の多くは英語でもできる王になるのでないでしょうか。英語で趣味ができる様になると、普段から意識せずとも英語に触れられる様になるので、どんどん英語の知識や経験が蓄積されていくので、まだ余裕のある高一や高二の早い時期に取り組むのがおすすめでしょう。
以上どうでしたでしょうか。
もし質問、相談事項があったらコメント欄かtwitterのDM欄までお願い致します。
真面目に英語の勉強をしているのに成績が上がらない高校生に取り入れるべき勉強法
学校の小テストや期末テストに向けた勉強を真面目にしているいい点数が取れているのに、模試になるとからっきしだめ。
英単語の勉強も文法の勉強もしているし、例文も覚えるくらいやっているのに英語がしっかり読める様にならない。
このような悩みを抱えていませんか?その気持ちよくわかります。
何を隠そう私自身中高の前半で英語の勉強を真面目にしているはずなのに、全然英語ができる様にならなかった生徒のうちの一人だったからです。
そんな成長しないで苦しんでいた時期に新しく取り入れた学習法の効果がすごく一年で急成長することができました。具体的には鉄緑会という東大進学塾の英語の校内模試での成績が一年で偏差値40⇨60へと変貌しました。(数学のみ鉄緑会に通っていたため模試だけ受けていた状況です)
その勉強法というのは「多読」です。
多読の効果は多岐にわたりますが、主な効果を三つ上げると下記の通りです。
- 英語学習が楽しくなる。
- 英語で英語を理解できる様になる。
- 自然に単語力と文法力がつく
まず1番ですが、これが多読の最も重要な効果だと思います。
あなたの今やっている英語の勉強、それ楽しいですか?ただ英語のテストのためだけにイヤイヤやっていないですか?
勉強の身につき具合というのは、やはりその勉強が楽しいと思えるかどうかで大きく変わっていきます。テストのためにイヤイヤ単語を覚えている人と、楽しく本を読んでいる過程で単語を身につける人、どっちの方が英単語が定着するでしょうか。答えは明瞭ですよね。
英語の多読では、最初は絵本や本当に簡単な英文で書かれた本を読んでいくことで、大量の英文に触れる練習をしていきます。昔読んだ絵本を読み返すのも楽しいですし、多読を通して読む英語のレベルが上がっていくと楽しめる本の幅も広がり自分の成長にワクワクします。
特に今はKindle Unlimitedというサービスがあるため、たった月額千円でたくさんの教材を手に入れることができます。(Kindle Unlimitedがなかった時期では多読の塾に行くか高い本を一冊ずつ
買うしか手段がありませんでした。)
今までの英単語帳や英文法の問題集を無機質に繰り返す勉強と比べられないほど楽しく英語学習ができます。
そのように勉強を進めていくと2の英語で英語を理解できる様になるということがいつの間にか達成できます。
簡単な児童書を大量に読んでいき大体10万語ほど到達したタイミングであなたは大きな変化を感じるでしょう。英語で英語を理解できるようになっているのです。
今までのように英文を一つ一つ品詞分解して和訳をして英文を読んでいた時期から、英語をそのまますらすら読める段階まで到達します。長文が読めない、試験時間内に英語が終わらないといった悩みから解放されていきます。
ここまでくれば、あとは理解できる英語を進化させるだけでし。今まで通り簡単な英語の本を読んでいき、少しずつステップアップして英語の本を読んで多読を継続させましょう。
そして3の単語と文法が自然に身に付くという効果もあります。
これは英語多読の副次的な効果ではあるのですが、多読を始める以前と比較すれば間違いなく単語力と文法力がつきます。今まで単語帳を何周しているのに忘れてしまう、模試で違う意味で聞かれた時に対応できないなどを感じたことはありませんか?
英語の多読をしていると、単語帳に載っていた英単語とばんばん遭遇します。その度に「あ、この単語みたことあるな」「この単語、こんな場面で使われるんだ」などの、生の英単語・文法語法の知識を身につけることができます。
此処までいけばしめたものです。英単語を学習すればするほど、読める英文の幅が広がるので、単語学習を楽しく継続できます。もう英語学習が楽しくて仕方ない(特に他の教科と比較すると)という状況になります。
具体的な勉強法
英語の多読をする上でのルールは三つあります。
- 簡単で理解できるものから始める
- 和訳はしない
- 英単語も基本調べない
これらのルールを見て驚きましたか?基本的に学校での英語学習は
・難しい英文を読み解く
・和訳の勉強ばかりする
・わからない英単語が出てきたらすぐに辞書を引く
といったものだからです。
基本的に多読というのはあくまで、たくさん英語に触れることを主眼に置いており、なるべく簡単な英文から始め、和訳や辞書を引くなどといった余分な作業を省くことが重要です。
多読の学習についての具体的な方法、またおすすめの本などは別途記事にしますがぜひこの多読の原則だけ守って学習を始めてください。応援しています。
もし相談したいことがありましたらTwitterを運営していますのでこちらにご連絡いただくか、コメントで教えていただきますと幸いです。
高校生の英語力が爆上がりする多読の具体的な方法
みなさん多読はご存知ですか。これは英語の勉強法の一種であり一部の英語学習者によって強く支持されてきました。そんな多読ですが、英語学習初級者・中級者がどうやって始めればいいのか、どうすれば継続して学習できるのかという点にフォーカスして具体的な勉強法をお伝えいたします。
多読の目的と原則
まず多読の原則についてお伝えします。
そもそも多読をする目的というのは大きく三つあると思っていて
- 楽しい英語学習ができる様にする。
- 英語で英語を理解できる様にする
- 自然に単語力と文法力を身につける
どの項目もとても心地よく聞こえますよね。楽しみながら英語力を上げることができれば万々歳ですし、英語で英語を理解できたり単語力と文法力が身につけたいとみなさんも思っているのではないでしょうか。
そしてその目的を達成するための多読の原則というのは
- 簡単で理解できるものから始める
- 和訳はしない
- 知らない英単語も基本調べない
というものになっています。
この三つについては従来の英語学習とは全く異なるものなので「え?」となっている方もいるかとは思いますが、これが多読の原則なのです。
個人的には従来の英語学習の、難解な文章を辞書を引きながら和訳して学ぶ方法は、学習の楽しさや効率性のどちらの観点からも劣っているのではないかと思います。
この三原則のうち2. 和訳をしない、3. 知らない英単語も基本調べないという原則を守るためにも。1の簡単で理解できるものを教材にすることが最重要であるとも言えます。
それではどのような教材を選べばいいのかおすすめを紹介いたします。
Kindle Unlimited
今から多読を始めるならば圧倒的にお勧めするサービスですね。
月額1,000円で大量の洋書にアクセスできるというのはこのKindle Unlimited以外にないのではないでしょうか。読み放題なので、とりあえず絵本や児童書などで興味があるものを片っぱしから読んでいきましょう。
Enjoy Simple English
NHKのラジオでやっている番組ですが、こちらのテキストはとても平易な英語で読みやすくていいですね。初めの一冊にぴったりだと思います。このレベルの英文でもどうしても和訳をしてしまう場合はKindle Unlimited で英語の絵本から読むのを始めてみましょう。
日々の多読時間の目安
これは人それぞれだと思うのですが、基本的には1日1時間以上多読をすることをお勧めします。特に最初の3ヶ月は成長の伸び率を決める上でも大事な時期なので毎日1時間続けましょう。
例えば通勤通学時間があるのであればその時間にスマホやタブレットでKindleで洋書を読む様にしましょう。スマホに防水機能があるのであればお風呂で洋書を読むのもいいですね。
いつ、どこでやるのかを決めて毎日続ければいいんですね。文法学習をし続けるなどの無機質な学習ではないので、きっと楽しんで継続できるかと思います。
継続するための工夫
とにかく多読を継続するためには三原則を守り、簡単な英文でできたものを読む様にすることが重要です。そうして読んだ冊数が100冊積み上がったらほんの少し難しめの洋書にステップアップしてみるといったように段階を踏んでいきましょう。