中高生の英語学習を助けるブログ

新卒専門職として学んだことやアイデアを提供します

真面目に英語の勉強をしているのに成績が上がらない高校生に取り入れるべき勉強法

学校の小テストや期末テストに向けた勉強を真面目にしているいい点数が取れているのに、模試になるとからっきしだめ。

英単語の勉強も文法の勉強もしているし、例文も覚えるくらいやっているのに英語がしっかり読める様にならない。

 

このような悩みを抱えていませんか?その気持ちよくわかります。

何を隠そう私自身中高の前半で英語の勉強を真面目にしているはずなのに、全然英語ができる様にならなかった生徒のうちの一人だったからです。

 

そんな成長しないで苦しんでいた時期に新しく取り入れた学習法の効果がすごく一年で急成長することができました。具体的には鉄緑会という東大進学塾の英語の校内模試での成績が一年で偏差値40⇨60へと変貌しました。(数学のみ鉄緑会に通っていたため模試だけ受けていた状況です)

 

その勉強法というのは「多読」です。

 

多読の効果は多岐にわたりますが、主な効果を三つ上げると下記の通りです。

 

  1. 英語学習が楽しくなる。
  2. 英語で英語を理解できる様になる。
  3. 自然に単語力と文法力がつく

 

まず1番ですが、これが多読の最も重要な効果だと思います。

あなたの今やっている英語の勉強、それ楽しいですか?ただ英語のテストのためだけにイヤイヤやっていないですか?

 

勉強の身につき具合というのは、やはりその勉強が楽しいと思えるかどうかで大きく変わっていきます。テストのためにイヤイヤ単語を覚えている人と、楽しく本を読んでいる過程で単語を身につける人、どっちの方が英単語が定着するでしょうか。答えは明瞭ですよね。

 

英語の多読では、最初は絵本や本当に簡単な英文で書かれた本を読んでいくことで、大量の英文に触れる練習をしていきます。昔読んだ絵本を読み返すのも楽しいですし、多読を通して読む英語のレベルが上がっていくと楽しめる本の幅も広がり自分の成長にワクワクします。

 

特に今はKindle Unlimitedというサービスがあるため、たった月額千円でたくさんの教材を手に入れることができます。(Kindle Unlimitedがなかった時期では多読の塾に行くか高い本を一冊ずつ

買うしか手段がありませんでした。)

 

今までの英単語帳や英文法の問題集を無機質に繰り返す勉強と比べられないほど楽しく英語学習ができます。

 

そのように勉強を進めていくと2の英語で英語を理解できる様になるということがいつの間にか達成できます。

簡単な児童書を大量に読んでいき大体10万語ほど到達したタイミングであなたは大きな変化を感じるでしょう。英語で英語を理解できるようになっているのです。

 

今までのように英文を一つ一つ品詞分解して和訳をして英文を読んでいた時期から、英語をそのまますらすら読める段階まで到達します。長文が読めない、試験時間内に英語が終わらないといった悩みから解放されていきます。

 

ここまでくれば、あとは理解できる英語を進化させるだけでし。今まで通り簡単な英語の本を読んでいき、少しずつステップアップして英語の本を読んで多読を継続させましょう。

 

そして3の単語と文法が自然に身に付くという効果もあります。

これは英語多読の副次的な効果ではあるのですが、多読を始める以前と比較すれば間違いなく単語力と文法力がつきます。今まで単語帳を何周しているのに忘れてしまう、模試で違う意味で聞かれた時に対応できないなどを感じたことはありませんか?

 

英語の多読をしていると、単語帳に載っていた英単語とばんばん遭遇します。その度に「あ、この単語みたことあるな」「この単語、こんな場面で使われるんだ」などの、生の英単語・文法語法の知識を身につけることができます。

 

此処までいけばしめたものです。英単語を学習すればするほど、読める英文の幅が広がるので、単語学習を楽しく継続できます。もう英語学習が楽しくて仕方ない(特に他の教科と比較すると)という状況になります。

 

具体的な勉強法

 

英語の多読をする上でのルールは三つあります。

  1. 簡単で理解できるものから始める
  2. 和訳はしない
  3. 英単語も基本調べない

 

これらのルールを見て驚きましたか?基本的に学校での英語学習は

・難しい英文を読み解く

・和訳の勉強ばかりする

・わからない英単語が出てきたらすぐに辞書を引く

といったものだからです。

基本的に多読というのはあくまで、たくさん英語に触れることを主眼に置いており、なるべく簡単な英文から始め、和訳や辞書を引くなどといった余分な作業を省くことが重要です。

 

多読の学習についての具体的な方法、またおすすめの本などは別途記事にしますがぜひこの多読の原則だけ守って学習を始めてください。応援しています。

 

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